生理前【医師監修】

女性の生理前の体調の悪さは、多くの方が経験済みのことと思います。
顔や手足がむくんだり、異常に食欲が出たり…また、心理的にもどうしようもなくイライラする感じがあったり、もの悲しくなったり…数々の不調は、本当につらいですよね。
お肌も化粧ノリが悪くなったり、ニキビが急に増えたりすることがあります。

 

そろそろ生理かも…と思ったらニキビができた! 生理前のニキビについて

ニキビは、どうしてできてしまうの?

ニキビができる原因は、毛穴に皮脂や皮膚の老廃物や汗、空気中の汚れなどが詰まることです。
その部分にアクネ菌が繁殖し、ニキビができてしまうのです。

この詰まった部分が炎症を起こしたり化膿すると、痛みが出たり腫れてしまったりします。
場合によっては、後々あとが残るような大きなニキビができてしまう場合もあります。

また、皮脂の分泌が多い「オイリー肌」のかたにニキビができやすいのは良く知られていますが、反対に肌がする「乾燥肌」のかたにもニキビが見られることがよくあります。
これは肌のターンオーバーが正常に行われないことが一因です。

生理前にはニキビができやすいの?

生理前にはいろんな体調の変化が表れますが「生理前になると必ずニキビができてしまう」という方もいらっしゃるでしょう。これも、生理前のよくある肌トラブルの一つです。

排卵が済んだあとに体内で増加する黄体ホルモンには、受精卵の着床に備えて子宮内膜を厚くする作用、お肌を乾燥させる作用、皮脂分泌を促進する作用があります。

皮膚が乾燥すると、毛穴が狭くなる傾向があります。そこへ皮脂分泌まで増えてしまうと、いつもより毛穴に皮脂が詰まりやすくなり、ニキビもできやすくなってしまうのです。

加えて、黄体ホルモンの働きにより便秘になりやすいのも、ニキビをはじめ、お肌の調子を崩しやすい状態に関係していると言えるでしょう。

ニキビケアの方法は?

ニキビの原因は皮膚の毛穴に皮脂や老廃物が詰まってアクネ菌が感染した状態ですから、ニキビケアとして、まずクレンジングや洗顔でお肌を清潔に保ち、これ以上皮脂や老廃物が毛穴を塞がないようにすることが、ポイントとして挙げられます。

ただ、この場合のクレンジング、洗顔は、ただ単に洗浄力の強いメイク落としや洗顔料で落とせば良いというものではなく、汚れや過剰な皮脂は落としながら、お肌のバリア機能のために、必要な皮脂は落としすぎず残し、というのも大切なことです。

また、お肌の正常なターンオーバーを促すために、保湿することも大切です。
洗顔後はすぐに、柔らかいタオルなどでしっかりと水滴をふき取り、ご自身のお肌に合った化粧水でしっかり保湿し、せっかく補給した水分が蒸発してしまわないように、クリームなどでフタをしてあげることが基本です。

お肌に合わない化粧水やクリームはそれだけでニキビの原因になってしまうことがありますから、必ず試してお肌に合ったものを選んでください。肌に合うものがわからない方は「敏感肌用」で香料などの添加物が少ない商品を選ぶと良いかもしれません。

どうしても生理前のニキビが気になる場合

生理前のニキビは基本的に排卵後から生理が始まる前までのもので、生理が始まれば自然に収まっていくことが多いものです。スキンケアをきちんと行うことは大切ですが、それほど神経質になる必要はありません。

それでも、生理前の2週間にニキビができるのが本当に憂鬱で仕方がない…という方は、婦人科でピルなどのホルモン調節をする薬を処方してもらったり、皮膚科でニキビの治療を受けることで症状が改善されることがあります。
自己流のケアではなかなかよくならない、という方はぜひ相談してみましょう。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

まとめ

生理前はニキビの他、むくみや精神的な不調など、様々な症状も併せて出てくることから、余計、不快に感じやすいものです。もちろん、顔などのお肌にニキビができるのはとても嫌なものですが、気にしすぎるのもかえってストレスになり、ニキビやお肌に悪影響を与えることもあります。
食生活や生活のリズムなどにも楽しく気を配り、適度な運動を行ってストレス発散し「生理が始まれば改善する」と、ある程度は楽観的に考えて生活できればとても良いですね。

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