ニキビ跡にならないための予防法を教えてください。

H.Kさん(男性 20代)

顔などにポツンとニキビができてしまうと、本当にショックを受けますよね。
目立つところだったり、赤みがあったりするとなおさらのこと。でも、できてしまったニキビは仕方がないものとして、次に多くの方が考えるのは、「早く治したい」「ニキビ跡が残らないように治したい」といったことではないでしょうか。

特に、後々まで残るニキビ跡は、何とか避けたいものですよね。今回はこの、ニキビができてしまった場合における、できるだけニキビ跡を残さないための方法に関してお話ししたいと思います。

なぜニキビ跡ができてしまうの?

まず、ニキビ跡を予防するための基礎知識としてとても大切なのが、「なぜニキビ跡ができてしまうのか」ということです。

答えとしては、非常にシンプルで、まずニキビができてしまい、その部分が炎症を起こしてしまうから、と言うことができると思います。
もちろん、ニキビができたらすべてがニキビ跡になってしまうわけではないことは、皆さんご存知のことですよね。ポイントはニキビが炎症を起こし、一般的にはそれがある程度長い時間続いてしまうことでニキビ跡ができやすくなるということができます。

従って、ニキビができてしまったら、できるだけ初期の炎症を起こす前のニキビの段階で治しておくこと、もし炎症を起こしてしまったら、速やかに炎症を抑えるということがニキビ跡を残さないために大切なことになります。

食生活に気を付けることや、睡眠時間を十分とること、洗顔や保湿を適切に行うことなどはもちろん非常に大切なことですが、これらで改善に時間がかかると判断した場合には、抗生物質やステロイドなどを含む皮膚科でのニキビ治療に切り替えることもニキビ跡を残さないために重要なことです。

多くの場合は、ニキビの状態を見ながら適切な介入を行うことで、跡は残らずにきれいに治るかと思いますが、生まれ持った肌質やその時の心身のコンディション、お肌の状態などによってどうしても跡が残ってしまうという事態も起こりえます。

赤、黒、茶色? ニキビ跡の種類とは?

ニキビの跡のパターンは一種類ではなく、多くの方が経験されていると思われる赤っぽく残ってしまうニキビ跡、それからいわゆるクレーターと呼ばれる肌の表面にデコボコができてしまうもの、それからニキビのあった部分が茶色っぽく、あるいは黒っぽく色素が集まってしまうものなどがあります。

ほのかに赤い程度の残り方であれば、保湿をしっかり行い、生活習慣に気を配る、ストレスを溜めないようにする、といった心がけで肌の調子を整えることによって、自然なターンオーバーの回復が促され、お肌の表面の赤みも新しい肌が再生してくることにより自然に目立たなくなる、ということが多いようです。

肌の調子を整えるには?

お肌の健康を促進するためには、やはりタンパク質を豊富に含む肉・魚や大豆製品などを十分量摂取すること、それからターンオーバーを補助してくれるビタミンB群を採ることも有効と考えられています。
ビタミンB群を含むサプリメントなども広く出回っていますが、理想的にはやはり毎日の食事から採りたいですよね。豚肉やホウレンソウなどが手軽に取り入れやすくビタミンB群も豊富でお勧めできます。

また、有名なビタミンCですが、ビタミンCを多く含んでいると言われてすぐ思い浮かぶのはイチゴやレモンなどの食材かと思いますが、意外とジャガイモにも多く含まれているのです。ジャガイモのビタミンCは加熱しても崩壊しにくいと言われていますので、寒い季節、クリームシチューやポトフ、肉じゃがなどに積極的に取り入れたいものですね。

ただ、明らかに目立つ茶色や黒っぽい色素の沈着があったり、クレーターで凹んだところにファンデーションなどが埋まってしまうというような場合、やはりセルフケアでの治癒は難しいもの。
レーザーなどを含めた解決策が有効である場合が多いので、ぜひ皮膚科や美容皮膚科で専門のケアを受けましょう。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

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