クレーターになってしまったニキビの原因や治療法を教えてください。

T.Sさん(30代 男性)

ニキビがあった場所に跡が残ってしまい、凹凸になっている状態を「クレーター」などと言います。
確かに月の表面にあるクレーターに例えられるような、目立つ跡が残ってしまうことがあります。

ニキビ跡が残ってしまう場合、治った跡に紫っぽく、あるいは茶色っぽく色素が沈着してしまうケースもありますが、それならば、大人の女性ならお化粧の際にコンシーラーなどである程度カバーすることができます。

ただ、クレーターと呼ばれるような、肌の表面に凹凸が出きてしまったような状態になると、そういうわけにはいきません。

凸凹が表れるのはナゼ?

凹凸が表れるのは、ニキビが肌の表皮と呼ばれる浅い部分のみならず、真皮と呼ばれる深い部分にも炎症が及んでしまった場合です。

真皮は肌が損傷を受けたときに元通りに戻す働きを担うのですが、炎症がこの層にまで及んでしまうと肌の再生が同じタイミングで起こらなくなることがあり、そのために肌の表面が均一で滑らかではなくなってしまうのです。
こういった状態になると、基本的に自宅でのケアできれいに治すことはかなり難しいでしょう。

このようなクレーターができるかどうかは体質的な違いもあります。
もっと早い段階で病院でのニキビ治療を開始することがベストなのですが、すでにクレーターが残ってしまった状態で皮膚科に行くと、ニキビ跡を改善させるために主にレーザーによる治療を勧められることが多いようです。

レーザーによる治療の種類とは?

レーザーによる治療にもいくつもの種類がありますが、ここでは代表的な2つのレーザーについてご紹介します。

1.フレクセルレーザー
最も一般的に行われている方法の1つです。レーザーで肌の表面の部分に小さな穴をたくさん開けて、皮膚を構成する細胞の新旧入れ替えを行う方法です。レーザーを当てることにより、陥没していた部分が盛り上がって、凹凸が少なくなっていきます。

2.炭酸ガスレーザー
レーザーをクレーターの辺縁の部分に対して照射し、角を削り落とすようにして表面を滑らかにすることにより、クレーターを目立たなくする方法です。高度な技術を必要とするので、信頼できる経験豊かな治療者の下で行うようにしたいですね。

これ以外にも、レーザーを当てるのと同時に冷却しながら治療を行うことにより肌のダメージを抑えるといわれるクールタッチレーザーなど、いくつもの方法が開発されていますので、お肌の状態にあった方法を相談すると良いでしょう。

レーザーを当てた後は、肌が一時的に損傷を受けた状態になっていますので、きちんと患部を清潔に保護し、特に日に当たらないようにするなど、色素の沈着や感染を防ぐため、医師の指示に従うことが大切です。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

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