痛いニキビの原因と治療法を教えてください。

R.Hさん(20代 男性)

ニキビは原因や程度によって、形状が異なることがあります。
白く小さな、出来たばかりのような白ニキビもありますし、炎症を起こしたり化膿していたりするような深刻なニキビもあります。また、感覚的にも、出来たことに気付かないくらい何も自覚症状のないニキビもあれば、痛みやかゆみがあるニキビもあります。

しかし、同じニキビでもこのように痛みを伴うのは何故でしょうか。

痛みのあるニキビはどんな状態?

痛みのあるニキビの多くは、詰まった毛穴の中にたまった皮脂や老廃物などを餌として、ニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖し、炎症を起こした状態のものです。 赤く腫脹し、指で押すと痛い、というのが典型的かと思います。

この痛みを伴うニキビが、顔など容易に手の届く所にできてしまうとどうしてもなんとなく気にかかってしまい、何度も押して、痛みを確認してみたり、鏡をみながらいじっているうちに潰してしまったり、ということが起こりがちです。

そのため、ただでさえ炎症を起こして敏感になっているニキビに雑菌が入り、化膿するもとになったり、結果として後々までニキビ跡が残ったりする原因になったりすることがあるので、できるだけ触れないようにしましょう。

顔にできたニキビを化粧でカバーするのはNG!

加えて、特に女性の方などは、顔にニキビができると目立たなくするためにニキビをコンシーラーなどで隠し、毛穴を長時間塞いでしまう例も見られます。 これは、空気が少ない場所を好むアクネ菌の繁殖を促してしまい、自然に毛穴からニキビの中身が出てきて、治癒するチャンスを逃してしまう可能性もあります。

しかし、人に会う予定がある時など、どうしてもカバーしなくてはならない場合は、できるだけ軽めに、毛穴を完全に塞がないようにお化粧を施して、帰宅したらすぐに洗顔、スキンケアを行って毛穴を開放してあげましょう。

正しいスキンケアはお肌に適度な油分を残して!

ニキビケアにおいて、メイク落とし、洗顔は非常に重要ではありますが、一部の方が誤解されているようにニキビ肌は洗えば洗うほど良い、というものではありません。

やってしまいがちな間違いとしては

  • ・皮脂をほとんど落としてしまうような強い洗顔料を用いる
  • ・一日何回も洗浄する

などがあげられます。

これは、乾燥しすぎてしまったり、皮脂が極端に少なくなることによって、かえって皮脂腺からの皮脂の分泌を促すことになり、ますますオイリーになってしまう可能性も考えられます。 敏感肌用のマイルドなメイク落としや洗顔料を用いて、ほどほどに皮脂を残してあげるようにすることが大切です。

炎症を起こしたニキビは皮膚科の受診を

アクネ菌が内部で繁殖することにより、炎症を起こしてしまった痛いニキビでは、自宅でのベーシックなケアではなかなか思うように改善しない場合もあります。

こういった場合、独自であれこれ試すより、皮膚科での内服なども含めた専門的なニキビケアが有効ですので、あまりこじらせないうちに専門機関を受診することも大切です。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

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