ニキビがかさぶたになってしまいました。どうすれば良いでしょうか。

F.Nさん(女性 30代)

ニキビがやっと治りそう…!と喜んでいるのも束の間。ニキビがかさぶたになってしまった、と悩んだ経験はありませんか?

まず、ニキビができると初めは赤く腫れる症状が現れます。そして、だんだんと赤みや腫れが治まっていき、次第に、かさぶたになっていきます。医学用語では、「かさぶた」のことを、「痂皮(かひ)」と言います。

痛くもかゆくもない? ニキビのかさぶたは治っている証拠?

赤く腫れて、触ると痛いニキビと違い、かさぶたになったニキビは、触っても痛くもかゆくもありません。
ニキビに関する悩みとして、赤く腫れあがったニキビが、かさぶたに変化してしまったけれど、これってニキビが治っているということなのでしょうか?というような質問をされることが多々あります。

ニキビのかさぶたは、ニキビが治っていく過程でできるものです。
ニキビの対策のため行っているスキンケアの過程において、かぶさたができたという場合には、ニキビが治癒に向かっている可能性が高いと考えて良いでしょう。

大きかったニキビから、小さなニキビに変わったり、小さくなったニキビが少しずつ時間をかけて消えていき、大きく見えていた毛穴が小さくなっていく時が、かさぶたができる過程の時期となるのです。

ニキビのかさぶたは、やっぱり触っちゃダメ?

ニキビが治っていく過程においてできたかさぶたの治し方に関してですが、手で触らずに、自然にかさぶたが剥がれ落ちるのを待つことです。

かさぶたを手で触らずにそっとしておくと自然に剥がれていきます。そして、新しい肌がどんどん再生されていき、ニキビのできていない状況であった元の肌に戻っていきます。

どうしても気になってかさぶたを手で触って取り剥がそう、という気持ちになるかと思いますが、決して触らずに、そのまま自然に剥がれ落ちて、ニキビのできる前の肌になることを自然に待ちましょう。

また、赤く腫れたニキビから、かさぶたのニキビになりましたら、ニキビ対策のスキンケアから、ニキビを予防するためのスキンケアに切り替えましょう。
また、スキンケアだけではなく、体内からきれいにスキンケアすることにも心がけると更に良いでしょう。

具体的には、肌の保湿を高めたり、新陳代謝を促進するような、ビタミンC、ビタミンEなどの摂取などが挙げられます。

かさぶたを無理にはがすとどうなる…?

ついつい、赤く腫れあがったニキビを、手で潰してしまうことも、皆さんは経験があるのではないでしょうか?
手で潰してしまった後のかさぶたを無理に剥がしてしまうと、手に付いている雑菌が入ってしまい、またそこから膿んでそれが再度かさぶたになって…とニキビが治らないままの状態を繰り返してしまい、悪循環となります。

また、ニキビが治らないだけでなく、ニキビの跡が残ってしまうことも有り得ます。そのため、ニキビを手で潰してしまうことは、絶対にしないようにしましょう。

毛穴を雑菌の付いた手指で強く押し広げて、皮脂を押し出す、つまり、この行為こそが、ニキビを潰すという行為であり、毛穴を痛めつけるだけではなく、手の指についた雑菌がそこから患部に入ってしまうのです。
ニキビを潰すことで、無理に皮脂を押し出すのではなく、毛穴の汚れや古い角質を取り除くことによって、自然に皮脂が出てくるのを待つことが良い方法です。

ニキビを手の指で潰してしまいますと、毛穴が傷付き、かさぶたができるようになります。このかさぶたができることで、毛穴が塞がれることになります。そして、毛穴が塞がれることによって、皮脂が表面に出てこられなくなってしまい、ニキビが治らなくなってしまう、といった悪循環に陥ってしまうこともあるのです。

そのようなことにならないよう、かさぶたは手で触らず、自然と剥がれ落ちるまでそっとしておきましょう。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

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