ニキビができた時に皮膚科に行く際のポイントを教えてください。

A.Kさん(女性 20代)

朝起きてふと鏡を見ると、今まで気付かなかった場所にニキビができていた経験は、多くの皆さんがお持ちだと思います。
最近、飲み会が続いたり、仕事が忙しくて夜更かしが続いていたからかな…など、何となく原因に心当たりはあっても、いざできてみるとやっぱりショックなものですよね。

さて、ニキビができてしまってどうしよう、と考えると、いくつかの選択肢があります。

まず、自分で生活習慣を整えたり、洗顔を丁寧に行うといったセルフケアを試みる方法。さらには医療機関を受診してプロのケアに任せる方法があると思います。
加えて、薬局、ドラッグストアなどでニキビの治療薬を買って自宅で塗ってみる、ビタミンのサプリを飲む、といった方法もありますね。どの方法にも一長一短があります。

今回は、この中で2番目に挙げた選択肢、医療機関でニキビの治療を受ける場合のポイントについてお話ししたいと思います。

医療機関での治療のメリットとデメリット

病院やクリニックといった医療機関でニキビの治療を受ける方法のメリットとしては、なんといってもその即効性と安心感にあると思います。
医療機関では自分で試行錯誤することなく、ニキビの状態を実際に見たうえで状態を判断し、治療を行ってくれます。また、多くの場合、市販のお薬よりも即効性の高い選択肢があることも特徴です。

一方で、自宅で行うケアに比べて予約をとって、その時間開けて受診する、という「手間」が最も大きなデメリットの一つと言えるでしょう。
平日の日中、フルタイムでお仕事をしている方、小さなお子さんがいらっしゃって手が離せない方などは、行きたくてもなかなか受診できない、ということもあるでしょう。

それから、金銭的な負担の面。後述しますが、ニキビの治療を皮膚科、美容皮膚科などの専門機関で受ける場合、どこの医療機関でどのような治療を受けるかによって費用が異なってくることがあります。
もし、健康保険を使って治療を受ける選択をした場合にも、初診料やお薬代などを含め、数千円以上にはなることが多いでしょうから金銭的にはある程度負担がかかってしまうこともデメリットの一つですね。

医療機関にかかる前に確認しておきたいこととは?

ニキビ治療を医療機関で受けることにした場合、まず受診前に確認しておくべきポイントはいくつかあります。

一つ目は、現在、ニキビに効果的な治療法はいくつもあり、軟膏やクリームといった塗り薬、あるいは抗生物質などの飲み薬、レーザーによる治療やステロイド剤の局所注射、漢方薬による治療など本当に多くの種類があります。

それぞれの医療機関によって、得意とする、あるいは提供している治療の種類が異なることが多くありますから、まず事前に自分が希望する治療法が選択肢にある医療機関かどうか、ということは確認しておく必要があります。

もちろん、実際のニキビの状態によってできる治療、効果的な治療が異なる場合は希望の治療が行えない場合もあるかと思いますが、事前に問い合わせをして大まかな状態を伝え希望の治療ができる可能性があるか、尋ねておくと安心ですね。

もう一つは、先ほど金銭的な負担の部分で述べた、健康保険が使える医療機関かどうか、ということ。
水虫やアトピー性皮膚炎、乾癬といった一般的な皮膚科疾患も治療している「皮膚科」であれば、多くの場合健康保険が使え、治療費の負担はある程度軽減されますが、より美容面に力を入れた「美容皮膚科」だと健康保険が使えないことが多く、それぞれのクリニックが定めた価格で治療を行う「自由診療」ということになりますので、治療終了までの大まかな治療費を把握した上で治療を開始することは大切です。

ニキビの治療は一回の通院ではなく、ある程度時間がかかることも多いもの。きちんと意思の疎通ができ、納得できる主治医と出会ってニキビ跡の残らないようにしっかり治療を行いたいですね。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

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