脇の下のニキビの原因と対策

脇の下に予期せずできてしまったニキビ。悪化すれば、炎症を起こして痛みが出たり、しこりができてしまったりすることもあります。ここでは、脇の下のニキビはどうしてできるのか、どのように対策すれば良いのかをまとめました。

 

脇の下のニキビ対策 見えないけれども気になるニキビの原因とは

脇の下にできるニキビの原因は普段のお手入れに潜んでいる

■制汗剤の付けすぎがニキビを招いていた…?

脇の下の汗の対策に制汗剤を利用するという方もいるのではないでしょうか。実は、この制汗剤の多用が、脇にできるニキビの原因になる可能性があるのです。
制汗剤は汗を分泌する汗腺に蓋をして汗や臭いを抑えるものです。付けすぎてしまうと毛穴までふさいで詰まらせてしまうことがあります。毛穴の詰まりはニキビができる要因の一つであるため、制汗剤の使いすぎが脇の下にニキビができる原因になりかねません。

■脇毛の処理にも危険が

身だしなみの1つとして行う脇毛の処理も、方法を誤るとニキビを引き起こしてしまうことがあります。
カミソリや毛抜きを使って脇毛を除去する際、処理の前後のスキンケアを行わなかったり、毛を無理に引き抜いたりしてしまうと、毛穴に大きな負担がかかります。出血したり、開いた状態の毛穴に細菌が入り込んでしまったりすると、炎症が起きてニキビが誘発されるのです。

脇の下のニキビケアは保湿・清潔・低刺激を心がけて

脇毛処理は前後のケアを十分に

脇毛を処理するとき、いきなりカミソリを肌に当てたり、準備なしに毛抜きで抜いたりすることは控えましょう。
カミソリで剃毛する前には、まずワセリンやクリームを塗って肌を保護してから行いましょう。剃る方向は、毛の流れに従って上から下です。仕上げに、残った毛だけを毛流れとは逆に剃るようにするのが、肌を傷めにくい剃り方です。
毛抜きを使って脱毛するときは、ホットタオルなどで脇を温めて、毛穴を開いておきましょう。毛が抜けやすくなるので、肌や毛穴への負担を軽減できます。
脇毛を処理したあとの肌は、少なからずダメージを受けバリア機能が低下しています。処理後には、化粧水などを使って十分に保湿ケアを行いましょう。

脇は常に清潔に

脇を清潔な状態に保つことも、肌や毛穴を健やかに保つためには大切です。体を洗うときには脇まで丁寧に洗い、汗や、制汗剤の成分などをしっかりと洗い流しましょう。
しかし、「しっかり」といっても、ごしごしと力を入れてこすってしまうと、かえって肌への刺激になってしまいます。洗浄剤をたっぷりと泡立てて優しく洗いましょう。入浴後には、化粧水や乳液で保湿ケアをすることも重要です。

脇の下のデキモノ、ニキビではないことも…

脇の下にできたデキモノでも、すべてがニキビとは限りません。脇の下にできるニキビと間違いやすい代表的なものに「粉瘤(ふんりゅう)」と「化膿性汗腺炎」があります。

・粉瘤

粉瘤とは、皮脂や垢が毛穴に溜まってしまい、しこりになってしまったものです。別名「アテローム」とも呼びます。
粉瘤は大小さまざまな大きさのものがあり、潰すと臭いがある白い膿のようなものが出てくるのが特徴です。悪化すると痛くなるため、生活に支障が出る場合もあります。

・化膿性汗腺炎

化膿性汗腺炎は、汗を分泌する汗腺に菌が入ることで炎症が起こった状態です。通常から皮膚にいる菌が原因になることが多く、毛穴の汚れや皮膚の傷などをきっかけとして炎症を引き起こします。
化膿性汗腺炎を治療するには、抗生物質を用いるのが一般的です。デキモノが大きくなると、切開して膿を出さなければならないこともあります。

脇にできたニキビだと思っていたデキモノが、粉瘤や化膿性汗腺炎だった場合、ケアをしながら様子を見ても、自然に治癒しないことも少なくありません。なかなか治らなかったり、生活に支障が出るほどの腫れや痛みが出たりするような場合は、ニキビではない可能性を疑って、早めに皮膚科などの専門科で診察を受けましょう。

まとめ

脇の下のニキビも、他の部位にできるニキビと同様に、毛穴の詰まりや肌への刺激によって誘発されます。日頃から脇を清潔に保ち、適切なケアをして、ニキビができにくい状態を作りましょう。できてしまったニキビがなかなか改善しないときは、皮膚科やニキビ専門のクリニックなどで早めに診察を受けることも大切です。

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