中等症赤ニキビ【医師監修】

ニキビは重症度によって分類されることをご存知でしょうか。ここでは、“中等症赤ニキビ”に着目しながら、ニキビができる原因や、中等症赤ニキビの治療・対策方法について紹介していきます。中等症赤ニキビについての基礎知識を深めていきましょう。

 

ニキビの重症度を中等症(赤ニキビ)を例に解説

ニキビには重症度がある?

ニキビには重症度が定められています。ここで重症度別にニキビの名称を紹介しながら、ご自身で行う重症度の判断の仕方についてお伝えします。症状の軽い順番に記載していますので、順に確認していきましょう。

1:面皰(軽度)

最も軽い症状のニキビを面皰(めんぽう)と呼びます。赤い炎症をおこしていない白ニキビや黒ニキビが、顔の半分で0~5個程度できている状態です。場合によっては数日から数週間で自然に消えることも。

2:丘疹・膿疱(中等度)

次に、白ニキビが炎症を起こしたものを丘疹(きゅうしん)といいます。毛穴がつまり、アクネ菌が増殖することで赤いニキビができます。この赤いニキビが悪化すると、化膿した状態になります。これを膿疱(のうほう)や膿腫(のうしゅ)と呼びます。

3:集簇性ざ瘡(重度)

軽度から中等度の状態を繰り返した結果、ニキビが慢性化したものを集簇性ざ瘡(しゅうぞくせいざそう)と呼びます。ニキビができた部分の皮膚が厚くなり、凹凸のニキビ跡が残ってしまう重度のニキビです。

赤ニキビ(中等症)とは

中等症赤ニキビは、上記の重症度で表すと中等度にあたります。炎症をおこした赤いニキビが顔の半分だけで6~20個程度発生します。中等症赤ニキビができる原因は様々ですが、体質や生活習慣が大きく関係していると考えられます。

女性の場合、生理前や妊娠、出産によりホルモンバランスが変化することで、中等症赤ニキビができやすくなることも。また、間違った洗顔方法により、アクネ菌を増殖させてしまい、中等症赤ニキビが発生する場合もあります。思春期もホルモンの分泌量が変化しやすいことから、中等症赤ニキビができやすい時期として考えられるでしょう。

赤ニキビができてしまったら

中等症ニキビを改善するためには、できることから始めることが大切です。まずはスキンケアの見直しから。洗顔は、石鹸で洗いすぎないように気を付けながら優しく行いましょう。お肌への負担を最小限に抑えて洗顔することが重要です。そして、洗顔後はご自身に合う化粧水や乳液を使って保湿を行いましょう。どんなスキンケアアイテムを使っていいかわからない場合は、クリニックにご相談ください。

しかし、中等症赤ニキビの場合、スキンケアを見直しただけで改善させることは難しいです。治療に使われる機器はクリニックによって異なりますが、ほとんどの場合、レーザー機器などの専門機器を使っていきます。また、同時に体質改善を行うケースもあり、ビタミン剤や抗生物質、漢方薬などを使用して身体の内側に直接アプローチして、中等症赤ニキビの改善を目指します。ニキビ専門外来やクリニックに行くことで、患者の体質や中等症赤ニキビの状態を診ながら、最も適切な治療法を見出してくれることでしょう。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

まとめ

赤く炎症をおこした中等症赤ニキビの知識についてお伝えしました。ニキビができる時期は人それぞれ変わってきます。たとえば、思春期にニキビに悩まされた方で大人になるにつれて自然と改善されたケースもあれば、これまでニキビとは無縁の生活を送っていたのに、突然顔のいたるところにニキビができてしまう場合もあるのです。どちらにせよ、中等症赤ニキビとみられるものができてしまった場合は、必ず原因として考えられることがありますので、1人で悩む前に専門医へ相談すると良いでしょう。

東京アクネクリニック:何度も繰り返すニキビ、原因は皮脂腺にありました。
東京アクネクリニック:あなたのニキビはどの状態?放っておくと、取り返しのつかないニキビ跡に!?今すぐチェック!
pagetop