秋のニキビの原因と対策【医師監修】

ニキビというと、汗をかく夏にこそ気を付けるべきもの、と思っていませんか。実は秋にも肌のダメージと共にニキビが出てくることがあるのです。
1年の中でも気候的にも過ごしやすい季節とされている秋のニキビとは一体何が原因なのでしょうか。

 

聞きなれない秋のニキビ。他の季節とどう違う?

ニキビの原因

ニキビは毛穴が詰まることで、毛穴の中にある皮脂腺から分泌された皮脂が皮膚の表面に排出されにくくなることで起こります。

  • ・ホルモンの影響
  • ・ストレス
  • ・睡眠不足などによる新陳代謝の低下
  • ・汚れや紫外線、シャンプーや洗顔料の洗い残しなどによる刺激

などの影響により、毛穴の出口が狭くなることで皮脂が毛穴に溜まりやすくなります。

また、思春期によるものや、不規則な生活、バランスの悪い食事、特に脂っこいものばかりを摂取していると、皮脂が増える傾向にあります。これも、毛穴詰まりの原因になります。
毛穴に皮脂が詰まってしまったところに、アクネ菌が異常に増殖してしまうことがあり、そうすることで炎症を起こし、赤く腫れ、痛みを伴うニキビが発生します。

秋ニキビの原因は乾燥!

秋になると徐々に涼しくなり、過ごしやすい気候が続きます。夏よりは汗も減るため肌のケアも楽、なんて思うことは大きな間違いです。秋は特に、「肌の乾燥」に注意しなければいけません。
ニキビの原因が皮脂なのであれば、乾燥しているとニキビができにくいのでは、と思うかもしれませんが、実はそうではなく、乾燥すると肌のバリア機能が低下するため、皮膚の表面のダメージを受けやすくなるのです。それにより、皮膚の表面にある毛穴が詰まりやすい状態になります。

秋のニキビには保湿が第一

秋は特に保湿に気を付けて、ニキビのできにくい正常な肌を目指しましょう。化粧水や乳液などを冬用の保湿に力を入れた種類のものを選んでください。

また、洗顔料も「ニキビ用」とされているものは、皮脂を落とす力が強すぎるものがあります。乾燥する時期には「敏感肌用」や「乾燥肌用」のものを利用して、肌のバリア機能を低下させないように注意しましょう。

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さらに、9月や10月は涼しくなってきても、まだ紫外線対策が必要な時期です。屋外にいる時間が長いようであれば、紫外線対策も忘れずに行うようにしましょう。
ニキビは皮脂の詰まりによって起こるものではありますが、一生懸命洗いすぎてしまうと肌にダメージを与えることとなり逆効果になってしまいますので優しく洗い流しましょう。

しつこいニキビは薬治療も視野に入れて

ニキビ薬は種類によっては刺激成分を含んでいるものもあります。乾燥や敏感肌の方の場合にはニキビの薬を買うときに薬剤師にご相談ください。心配であれば、皮膚科医の診察を受けることも一つの方法です。
秋のニキビに対しては、皮膚の乾燥を防ぎバリア機能を高める保湿剤の塗り薬が主に用いられます。また、皮膚の新陳代謝を高めて毛穴が詰まるのを防ぐ薬もあります。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

まとめ

秋のニキビは、主に肌へのダメージによる新陳代謝の低下が原因です。ストレスや睡眠不足、紫外線や化粧品による刺激を避け、丁寧に洗顔をすることで、肌が本来持っているバリア機能を生かすようにしましょう。きちんと化粧水や乳液を使って保湿に努めることも大切です。
もしニキビが悪化してくるようなら早めに医療機関にご相談ください。

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