混合肌のニキビの原因と対策【医師監修】

混合肌、という肌タイプを知っていますか?もちろん知ってる!という方もいるでしょうが、オイリー肌と乾燥肌と普通肌の混ざったものかな…?くらいの認識の方もいるのではないでしょうか。
混合肌とは、主に、顔を鏡で見た時にアルファベットのTの字に見える部分、おでこや鼻は皮脂でベタベタするのに、頬や口の周りなどは乾燥してカサカサという肌質を言います。ここでは混合肌のニキビについてお話ししたいと思います。

 

混合肌の人必見!混合肌のニキビには場所ごとのケアが必要!

オイリー&ドライな混合肌に足りないものは水分!

混合肌の方の肌の特徴は、Tゾーンと口の周りや頬、フェイスラインなどのいわゆるUゾーンで肌質が大きく異なるということです。ただ、誤解されやすいのは、べたつくTゾーンも皮脂でドロドロはしていても、肌の健康に大切な角質層のうるおいは足りていないという点で、Uゾーンと同じ、ということです。

顔を鏡で見た時には、Tゾーンは皮脂でテカテカしていて、Uゾーンはカサカサ、と2タイプに分かれているように見えますが、実はどちらも水分は不足していて、肌のバリア機能がうまく働いていないので外部からの刺激や、些細な変化でニキビが出来やすくなっている状態と言えます。

ニキビができるメカニズムって?

混合肌の方の場合も、他の肌質の方と同じようにニキビができる原因としては毛穴に余分な皮脂や、老廃物、汚れなどが詰まってその部分にアクネ菌が繁殖してしまうことが挙げられます。

  • ・皮脂が過剰
  • ・乾燥してうまく肌のバリア機能が働いていない
  • ・ターンオーバーが正常に行われていない

などの場合、ニキビが出来やすくなります。

また、ホルモンバランスによってニキビが出来やすくなることも知られています。具体的には、何らかの要因により男性ホルモンが増えると皮脂が多く分泌されたり、角質が乾きやすくなってしまったりすると言われています。
もちろん、脂質や糖質の多すぎる食生活や、ストレス、睡眠不足などもニキビの発生に関連していると考えられます。

混合肌ニキビの自宅でできるケアは?

新しくニキビが出来てしまうのは誰にとってもショックなこと。混合肌の方は、見かけ上の肌質が顔の部分によって異なるので、余計に戸惑うことが多いかもしれません。しかし、混合肌の方でもニキビケアに必要なことは、ほかの肌質の方々にニキビが出来た場合と基本的には同じです。

まず、クレンジングや洗顔をきちんと毎日行うこと。皮脂を取りすぎないクレンジングソープや洗顔料を用いて、泡が立つタイプのものはしっかり泡立てて、優しく顔を洗ってあげましょう。この時、ごしごしこすったりするのは禁物です。特に、口の周りは頬などの乾燥している部分は意識してデリケートに洗うことが大切です。また、洗顔後のタオルドライも清潔な柔らかいタオルを用いてソフトに行いましょう。

次に、保湿です。化粧水はしっかり潤うタイプのものを使い、クリームや乳液などはあまり油分の強すぎない、ナチュラルな使い心地のものを選びましょう。特に冬場など、乾燥した環境にいる時は小まめに保湿を行ってあげることが大切です。

自宅ケアで改善しない場合は皮膚科に行くべき?

大抵のニキビは、ご自宅でのケアである程度は良くなることが多いものですが、例えばホルモンが大きく関連しているニキビではホルモンバランスを調整することによって良くなったり、すでに炎症を起こしていたり化膿してしまっているようなこじらせたニキビの場合は、やはり皮膚科専門医の治療が必要になることがあります。

ニキビで皮膚科を受診する、ということに少し抵抗を感じられる方もいるようなのですが、ニキビは立派な皮膚疾患の一つ。大切なお肌のために、プロの力を借りることも時には大切なことです。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

まとめ

混合肌の方は、実はとても多いと言われていますが、例えば乾燥肌やオイリー肌の方と比べてもご自身の肌のケアに悩まれる、あるいはいまいち自信が持てないことが多い肌質ではないでしょうか。
ただ、混合肌、乾燥肌、オイリー肌といった分類はあっても、やはり正しいクレンジングや洗顔といった肌の保清および、ローションなどによる保湿が基本です。

また、もちろんタンパク質やビタミン・ミネラルなど肌を健康に保つためのバランスのとれた食事をできるだけ取るようにすること、睡眠時間やストレス解消のための時間を確保するようにする、といったシンプルな心がけを日々続けていくことがニキビを予防、改善するためにも必要ですね。

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