ダラシンTゲルでニキビを治す

ニキビの治療に使われる薬に、「ダラシンTゲル」というものがあります。抗生物質に分類されるこの薬にはどんな作用があるのか、また、ニキビに対してどのように使い、どんなことに気をつけなければならないのか、ここではダラシンTゲルについて詳しくご紹介します。

 

ダラシンTゲル(ニキビの治療薬)を徹底解説

ダラシンTゲルはニキビの「原因」に作用する!

ニキビの治療に使われる薬には様々な種類がありますが、そのひとつに「ダラシンTゲル」というものがあります。では、これはどのような薬なのでしょうか。

ニキビは、毛穴に皮脂や古い角質が詰まって面皰(めんぽう)となり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を引き起こすことで症状が悪化していきます。そのため炎症性のニキビを改善するためには、その原因であるアクネ菌にアプローチする必要があります。

■ダラシンTゲルはアクネ菌に対して有効な抗菌薬

ダラシンTゲルは「リン酸クリンダマイシン」を主成分とする薬で、この成分にはタンパク質の合成を阻害する作用があります。
アクネ菌をはじめとする細菌が増殖するには、タンパク質の合成が行われることが必要不可欠であるため、この薬の作用によってこれが阻害されると、細菌は増えることができません。
するとその結果、炎症性ニキビの原因となるアクネ菌や患部が化膿する原因となる黄色ブドウ球菌といった細菌の増殖が止まり、症状が改善されていくのです。

多発性炎症性皮疹のある患者に対して1日2回、4週間この薬を塗布した一般臨床試験では、有効率64.7%という結果も出ています。

ダラシンTゲルの使い方とスキンケアのポイント

ダラシンTゲルの使い方はとても簡単で、1日2回、洗顔をした上で患部に適量を塗布するだけでかまいません。
ただし、この薬は抗菌薬であり、塗りすぎると様々な弊害が起こる可能性があるため、塗布する部位は患部に限定し、必要以上に広範囲に塗らないようにしましょう。

■洗顔のポイント

ダラシンTゲルを塗る前には、必ず洗顔をしましょう。
メイクをしている場合はクレンジングを、ノーメイクの場合はぬるま湯で軽く顔を洗い、泡立てた洗顔料で優しく洗顔していきます。ゴシゴシ洗うとニキビを刺激してしまいますので、泡で顔を包むように優しく洗顔するのがポイントです。
そして洗顔後はすすぎ残しのないように、しっかり泡を流します。髪の生え際やフェイスライン、あごなどは特に注意してすすぎましょう。

■保湿ケアのポイント

お肌の乾燥は、ニキビの大敵です。そこで洗顔をした後は、化粧水などでしっかり保湿ケアをしましょう。ダラシンTゲルを塗った後で化粧水を使うと、薬が患部以外に流れてしまう可能性があります。
ダラシンTゲルを塗るときは、【洗顔→保湿→薬】という順序を守ることが大切です。

副作用は大丈夫?ダラシンTゲルを使うときに気をつけること

ダラシンTゲルは比較的安全な薬ですが、以下のような副作用が起こる可能性もあります。

  • ・かゆみ
  • ・発赤
  • ・刺激感
  • ・肌がつっぱる

またごく稀ではあるものの、血便を伴う大腸炎など深刻な副作用が出ることもあります。
そのためダラシンTゲルを使用する際は用法・用量を守るとともに、肌や体調に変化があった場合は使用を中止し、医師や薬剤師に相談することをおすすめします。

■使用期間の目安は4週間

上述のようにダラシンTゲルは、抗生物質に分類される薬です。そのため長期間継続的に使用しているとアクネ菌をはじめとする細菌にこの薬に対する「耐性」がついてしまう可能性があります。
そのため、炎症性ニキビが消失した場合は使用を中止するというのはもちろん、4週間薬を塗っても効果があらわれない場合も一度使用を中止し、他の治療法なども含めて医師に相談してみることをおすすめします。

まとめ

ダラシンTゲルは、アクネ菌に対して優れた抗菌作用がある薬です。ただし、この薬には塗布する範囲や使用期間などいくつか気をつけなければならない点もあります。副作用と思われる症状が出た場合は使用を中止し、医師または薬剤師に相談しましょう。また、あくまでも一時的なニキビの抑制にすぎません。進行した重度のニキビ治療を望む場合は、専門クリニックに受診することをおすすめします。

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