フォトシルクプラス【医師監修】
更新日:2024年11月29日
ニキビをはじめ、シミ、シワ、くすみなどの女性のお肌の悩みの総合治療法として生まれた「フォトシルクプラス」。多くの方々がフォトシルクプラスでの施術を受け、その効果を実感しているとのこと。この記事では、そもそもどのような施術が行われているのか、メリットや注意点、ニキビが改善される仕組み、施術前後の注意点など、フォトシルクプラスでのニキビ治療をお考えの方なら誰でも思い浮かべる疑問点を詳しく解説します。まずはフォトシルクプラスについて知ることから始めましょう。
フォトシルクプラスによるニキビ、ニキビ跡治療の効果
フォトシルクプラスとは
フォトシルクプラスはイタリアのDEKA社が開発した、光照射式の美白治療機器。ニキビなどの赤みをはじめ、シミや毛穴の開きなどのお肌の悩みを総合的に改善してくれるという画期的な美容機器です。従来のIPLと呼ばれるフォトフェイシャルよりも性能が優れているといわれており、効果にも期待が高まります。
■施術の流れ
施術を受ける際はまずメイクを取り、顔に専用ジェルを塗布。その上から光を照射します。照射後は専用ジェルを拭き取って洗顔し、スキンケアをして終了という流れになります。フォトシルクプラスでの施術時間はなんと約15分。当日からメイクをすることも可能なので、忙しい毎日を送りながらもニキビ改善を目指したい方にピッタリです。
フォトシルクプラスのメリットと注意点
■メリット
メリットとしてまず挙げられるのが、火傷の危険性が低いので安心して施術を受けられるということです。次にダウンタイムが不要で肌に絆創膏やテープを貼らなくても良いこと。翌日、学校や会社に行く予定があっても安心ですね。光照射時の副効果でコラーゲンが増幅し、ハリや潤い効果を得られることも挙げられます。比較的痛みが少ないこと、麻酔を使用しないことから、体への負担も少ない治療法といえます。フォトシルクプラス治療の通院期間は、個人差はあるものの3週間に1度、5回程度。上記のとおり、施術時間も15分と短時間で済みますので、忙しい日々を送りながらもニキビの改善をしたい方に向いているでしょう。
■注意点
フォトシルクプラスでの治療は強い日焼けをしている方、妊娠中の方、ペースメーカーを入れている方などは治療を受けることが出来ません。また、治療後は肌がデリケートになっているため、3ヶ月は日焼け止めを使用し、洗顔の際は必ずぬるま湯を使って皮膚をこすらないように気をつけましょう。
フォトシルクプラスとニキビ治療
フォトシルクプラスは血液の赤い色素「ヘモグロビン」に反応する作用があるとのこと。ニキビが赤く見えるのは血液が集まっていることが原因であるため、ニキビにフォトシルクプラスを照射すると、赤みが徐々に薄くなっていきます。現在できているニキビの症状緩和をはじめ、ニキビ跡の赤み軽減や繰り返すニキビの改善に向いている治療法といえるでしょう。従来の方法とは違い、フォトシルクプラスは強力な光で毛穴の奥に潜むニキビの原因菌、アクネ菌に直接アプローチし殺菌する力もあります。そのためニキビの根本的な改善も目指すことができ、ニキビ治療にはピッタリの治療法といえます。
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医師監修
オラクル美容皮膚科東京新宿院 直子医師 -
- 経歴
- 2012年3月 北里大学医学部医学科 卒業
2012年4月 北里大学病院 勤務
その後、都内クリニックで研鑽を積む
2020年2月 アクネクリニック新宿院 院⻑となる
2024年 オラクル美容皮膚科 東京新宿院勤務