炎症ニキビを治す【医師監修】

赤く腫れた炎症性のニキビは、悪化させると痕になってしまうこともあります。では、炎症ニキビができてしまった場合、どのような対処をすればいいのでしょうか。ここでは、炎症ニキビの痕を残さないためにも知っておきたい、効果的な対処法についてご説明します。

 

炎症ニキビに効果的な対処法

炎症ニキビには「冷やす」対策が効果的!?

毛穴が詰まりその内部でアクネ菌が繁殖すると、皮脂が分解されて遊離脂肪酸という物質が生まれます。この遊離脂肪酸には炎症を促す作用があるため、この状態を放置していると患部が赤く炎症を起こし「炎症ニキビ」となってしまうのです。そしてこの状態が長く続いたり炎症が悪化したりすると、深刻なニキビ痕が残る可能性もあります。
炎症ニキビは皮膚炎の一種ですので、痛みや腫れ、赤みといった症状を緩和させるにはまず「冷やす」のが効果的です。

また炎症が酷いときは、抗炎症外用薬を使用するのもおすすめです。抗炎症外用薬には炎症を抑える作用があり、これを患部に塗ることにより炎症やそれに伴う腫れ、痛みを抑えるというのはもちろん、症状の悪化を防ぐことも期待できます。

炎症ニキビを冷やすときはタイミングを見極めて!

炎症ニキビを冷やす場合、重要なのはそのタイミングです。
というのも炎症ニキビには「急性期」と「慢性期」があり、痛みや腫れが急に出てくる急性期には、患部を冷やすことでその症状を緩和することができます。
これに対して慢性期には、急性期の症状が落ち着いて傷付いた細胞が少しずつ回復してきます。そして細胞を回復させるには、血流を良くしてそのために必要な栄養分を細胞に送り届ける必要があります。

慢性期は患部を冷やさないようにしよう

体が冷えると、血管が収縮して血行が悪くなります。そのため炎症ニキビが回復している時期に患部を冷やすと、その部分の血行が悪くなって回復が遅れ、最悪の場合は痕が残ってしまう可能性もあります。
炎症ニキビの急性症状が落ち着いた後は、患部はもちろん体も冷やさないよう気をつけ、血行を促進して症状の回復を促しましょう。

炎症が治まった後は根本的な対策をしていこう

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ここまで紹介してきたのは、あくまでも今出ている炎症を抑えるためのものです。そのため「患部を冷やす」という方法では、ニキビによる赤みや腫れを「目立たなく」させることはできても「治す」ことはできません。

患部を冷やして炎症がある程度治まったら、次は根本的な対策をしていきましょう。ニキビは皮脂の過剰分泌や新陳代謝の悪化、ホルモンバランスの乱れなどによって生じます。
まずは生活習慣を見直しましょう。

  • ・食生活を改善し、ビタミンやミネラルを積極的に摂取する
  • ・十分な睡眠を取る
  • ・ストレスを溜めないようにする
  • ・肌(特に毛穴)を清潔に保つ
  • ・規則正しい生活をする
  • ・入念な保湿ケアをして角質層を健康に保つ

といった対策が効果的です。

これらの対策を講じても根本的な治療になりません。炎症が悪化すと抗生物質や専門機関による治療が必要になる可能性もありますので、早めに医療機関に相談してみるのもいいでしょう。

【医師監修】東京アクネクリニック 朝本院長

まとめ

炎症ニキビが悪化すると、色素沈着を起こしたり肌細胞に深刻なダメージが及んだりして、痕になってしまうことがあります。ニキビが炎症を起こしている場合、急性期には冷やして炎症や腫れを緩和し、その後はニキビができにくい肌質づくりに取り組むなどして、ニキビ痕を残さないようにしましょう。

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